今回は、旧東海道沿いにある「一福桃」のかき氷を紹介します。お茶屋さんの出す甘味のお味をレポートします。
旧東海道沿い「一福桃」
旧東海道沿いの新馬場寄りに位置する一福桃は、お茶や甘味が楽しめるお店。
中にはイートインスペースもあり、店内でかき氷やお茶をゆっくりいただくことができます。思ったより奥行きと席数があり、ちゃんと寛げる空間です。
外から見る想像より広いお店は、旧東海道あるあるかもしれません。
一福桃のメニュー
一福桃のメニューを写真で紹介していきます。
お茶屋さんなので茶葉から淹れるお茶はもちろん、お茶を活かしたぜんざいや金時などの甘味もあります。
かき氷は自家製の手作りシロップで、季節ものの果物を無添加で使用している、まさにこだわりの味。
かき氷をいただいてきました。
かき氷は大中小の三サイズあり、大人2名幼児1名でどのサイズをいくつオーダーするか悩みましたが、子供以外はひとり一品の注文制とのことだったので、中サイズを2つオーダーしました。
中サイズはシロップが3種類まで選べるので、今回は全6種類の味を楽しむことができました。
ぶどう・いちご・メロンのシロップです。鮮やかな彩りにテンションが上がります。
こちらは、キウイ・梨・ラズベリーの3種類。この3種は和な彩りでこれまた美しいー!
食べてみると、想像以上にフルーティーで爽やかなシロップ。
一般的なお祭りなどで使われるかき氷シロップは、シンプルな味なのに後半くどくなり食べきれないことも多く、実は今回一福桃でのかき氷も食べ切れるか心配でした。
ところが、この一福桃のかき氷はなぜかすいすい体に入っていきます。手作りのシロップが体に優しい美味しさで、全く飽きることなく口に運ぶことができます。これは初めての経験かも。
シロップもどれも果実の良さが残っていて、ぶどうと梨が特に美味しかったです。(どれも美味しかったのですが)メロンは全部息子に取られたので、次回はシロップを2種類にして一種類当たりのシロップ量を多くしてみるのもいいなーと思いました。
もうひとつ驚いたのが体感気温。
この日はよく晴れている夏日で、入店した時はイートインスペースはちょっと暑いと感じる気温でした。かき氷の待ち時間にだんだんと汗ばんでくるのを感じ、エアコンがついていない店内にずっといるのはきつい天気かもな〜と正直思っていたのですが!
かき氷を食べ始めるとあら不思議。みるみるうちに汗が引き、さっきの暑さはどこへやら。はっきりと涼しさまで感じるほどに。
かき氷の冷却パワー恐るべし。そして、それを計算されていたお店にも脱帽です。
かき氷を食べ終わりそうなタイミングで、セットに含まれているほうじ茶が運ばれてきます。
ひんやり冷えた体を、この温かいお茶が優しく温めてくれまた癒されます。そしてお茶屋さんと言うだけあって、このお茶も美味。
いや〜正直かき氷でこんなに満たされる&癒されるなんて思っていませんでした。甘味処をここまで堪能できたのは初めてかも。
全国的に凝ったかき氷が近年流行っていますし、それはそれで美味しさやビジュアルの楽しみなど別の良さがありますが、シンプルなかき氷はやっぱり至福だと実感しました。
北品川周辺でかき氷を食べるなら、こちらの一福桃が個人的にはおすすめです。まだまだ遠出しにくいこのご時世、かき氷を食べに夏は一福桃を活用し尽くすことになりそうです!